沿革
1954年 | (旧)海員厚生会館 建設 |
1970年 | 市の所有となり、『相生市民会館』としてリニューアル |
2012年 9月 | 相生市文化会館 基本設計発表 |
2014年 8月 | 安全祈願祭・着工 |
2015年 12月 | 相生市文化会館 完成 |
2016年 4月 | 相生市文化会館 ~なぎさホール~ 開館 |
基本コンセプト
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●世代と地域を超えて交流し、絆が生まれる施設
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●地域の潜在資源を掘り起こし、未来に向けて地域と文化をつなぐ施設
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●「交流」「育成」「感動」を通して文化芸術を醸成する施設
相生市文化会館 扶桑電通なぎさホールは、「相(とも)に生きる市民がつどい文化と絆を築くまちづくりのステージ」を基本理念とし、相生港埋立地に建設された多目的ホールです。
西に相生湾、三方になだらかな稜線を持つ山々など、豊かな自然に囲まれた立地を活かし、「相生湾に浮かぶ船」や「桟橋」をデザインに反映することで、造船を中心に栄えた相生の記憶の継承、未来の相生の創造など、相生の新たなランドマーク、文化発信の拠点として誕生しました。
施設は、音楽コンサートや演劇、舞踏など、幅広い演目に対応できる大ホール(収容人数606人)、公演や踊り、音楽活動、展示会など、
さまざまな発表の場として活躍できる中ホール(収容人数260人)、小ホール(収容人数60人)、通り抜けができ、展示やロビーコンサートなど多様性のある空間として利用できる市民ギャレリアのほか、会議室6室、和室2室、調理室、音楽スタジオ等を有し、優れた芸術の公演から、地域密着の各種文化活動、発表会等幅広い分野での利用ができます。
建物概要
名称 | 相生市文化会館 扶桑電通なぎさホール |
所在地 | 相生市相生6丁目1番地1 |
開館 | 平成28年4月1日 |
階層 | 地上3階 |
構造 | 鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造) |
敷地面積 | 10,619㎡ |
建設面積 | 3,506㎡ |
延床面積 | 5,651㎡ |
建築主 | 相生市 |
設計監理 | 株式会社三弘建築事務所 |
施工 | 清水建設株式会社 |
特徴
なぎさホールは市内で唯一の本格的ホールであるため、多目的な用途に対応できるように設計しています。多目的ホールではあるものの特に音響効果等、音楽に対する機能にしっかりと対応しながら演劇、講演などにも対応できるホールとなっています。音響効果については(株)永田音響設計、舞台機構と照明については(株)シアターワークショップのコンサルティングによるノウハウが詰っています。
愛称について
施設名の公募に応募された241件の中から、選考委員会での公正な審議により4人から応募があった「なぎさホール」を愛称に決定しました。
なお、命名権については、扶桑電通株式会社が取得し、「扶桑電通 なぎさホール」となりました。